Author Archives: neko

RAID6(md)アレイを別のLinuxマシンにマウントする(2/4)

前回の記事の続き、検証2
検証というより下準備。

検証の流れ

  1. VM0で構成したRAID6アレイに1MBのダミーファイルを100個生成、MD5とファイルサイズを記録。
  2. VM0を停止しVirtualBoxのマネージャからRAID6のVMディスクx4をVM0から解放し、VM1に追加。
  3. VM1を起動し、RAID構成確認、簡易読み書きテスト、および工程1.とのファイル差分チェック。
  4. (追加検証1) 2.の工程で、VM1に対してVMディスクx4のうち2台のみ追加した時の動作確認と、縮退モードでのアレイ立ち上げ。

VM0をシャットダウンし、VM0のVMディスクx4を解放する。

raidtest01_1

disk0-3 がRAID6を構成したVMディスク、これをVM0から解放する。

raidtest02_1

今度はVM1の設定から、解放したVMディスクx4を追加する。

raidtest04_1

以上で2工程目終了。
肝となる3工程目は次の記事で。

RAID6(md)アレイを別のLinuxマシンにマウントする(1/4)

CentOS7のソフトウェアRAID(md)で構成したRAID6のストレージアレイを、
そのまま別のLinuxOS(CentOS7)でマウントできるか検証してみた。

QNAPやLinkStationなど、mdを利用したNASの筐体/電源故障時、有効かと思われる。
物理的に検証したい所だけど、パーツがないので仮想マシン(VirtualBox)で検証した。

検証VM構成

  1. raid-test0 …以降「VM0」と呼ぶ
  2. HDD0(10GB) : LVM(単一ディスク:システム用)
    HDD1-4(8GBx4): RAID6(ソフトウェアRAID:データ用)
    OS: CentOS7

  3. raid-test1 …以降「VM1」と呼ぶ
  4. HDD0(10GB) : LVM(単一ディスク:システム用)
    OS: CentOS7

検証の流れ

  1. VM0で構成したRAID6アレイに1MBのダミーファイルを100個生成、MD5とファイルサイズを記録。
  2. VM0を停止しVirtualBoxのマネージャからRAID6のVMディスクx4をVM0から解放し、VM1に追加。
  3. VM1を起動し、RAID構成確認、簡易読み書きテスト、および工程1.とのファイル差分チェック。
  4. (追加検証1) 2.の工程で、VM1に対してVMディスクx4のうち2台のみ追加した時の動作確認と、縮退モードでのアレイ立ち上げ。

検証1
VM0で構成したRAID6アレイに1MBのダミーファイルを100個生成、MD5とファイルサイズを記録。

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HP ProLiant MicroserverでQNAP拡張用NFSサーバ

QNAP TS-869L(3TBx8 RAID5)を使ってるんだけど、容量が足りなくなってきたので、NAS増設を検討。
QNAPSynologyの8ベイNASを増設しようかとも考えたんだけど、
筐体故障時のリスクと、HDD抜きで1台15万くらいするコストを考えると、NAS増設案は微妙になってきた。
そこでHP ProLiant MicroServer(N54L) 2台でNFSサーバを作り、
既存のQNAP NASでNFSをマウントさせて、ストレージを増強した。

Microserver(N54L) はこんなやつ。
Microserver N54L
ドライブキャパは3.5inchx4 + 5inchx1
メモリ4GB、HDD500GB、2コアAMDCPUで\12,980、ものすごくコスパ高い。

QNAP増設用NFSサーバの構成は

NFS ACT (CentOS7)
system: MB0500EBNCR 500GB
bay1: WD60EFRX 6TB
bay2: WD60EFRX 6TB
bay3: WD60EFRX 6TB
bay4: WD40EFRX 4TB

NFS SBY (CentOS7)
system: MB0500EBNCR 500GB
bay1: WD60EZRX 6TB
bay2: WD60EFRX 6TB
bay3: WD60EZRX 6TB
bay4: WD40EFRX 4TB

拡張容量は22TB、6TBHDDx6は新規購入、4TBHDDx2は外付けデバイスとして使用していたもの。
RAIDは組まず単体のHDD構成(ext4)、2日に1回SBYはACTとデータを同期(Rsync)。
RsyncとSMARTのLongtest時以外、SBYは電源OFF。

ACTの筐体が故障した場合でもSBYで稼働できるし、
ACTのbayXのHDDが故障した場合でも、そのHDDをアンマウントしてSBYのBayXと挿し換えれば、元通り。
24時間365日の高可用性は必要ないから、最も単純な構成にした。

ACTとSBYのデータ同期が2日に1回なので、ACTが死亡した時に一部データを失う可能性もあるが、
基本はQNAP NASに保存していたデータをNFSに退避する使い方で、
15日間はQNAP NASの@Recycleにデータが退避されるよう設定してあるので、
データを完全消失する心配はない。

この構成で稼働させて1ヶ月くらい経ったので、やったことを書いていこうかな。

php opcache.enableの有効化

紙の問題集で勉強するよりも、スマホとかPCのブラウザでポチポチ問題解きながら勉強するのが好きなので、moodle使って勉強したりする。

ただmoodle導入の時に、環境設定でopcache.enableだけステータスがcheckになってた。

opcache.disabled

これまで放置して使ってたけど、気持ちが悪いので調べてみると、

yumでインストールしたPHP 5.5.XでOPcacheを有効にする方法
https://www.shirakobato-ss.com/columns/ict-columns/open-source/998/

この方法を試してみたらいけた。
ソースからインストールしてる人は上の記事にも書いてあるけど、
コンパイルの時に
# ./configure --enable-opcache ってやればいいみたい。

CentOS7の/var/log/messagesに大量のStarting Sessionがあってログが見難い

Feb 20 19:30:01 mi0 systemd: Started Session 1051 of user root.
Feb 20 19:35:01 mi0 systemd: Starting Session 1052 of user root.
Feb 20 19:35:01 mi0 systemd: Started Session 1052 of user root.
Feb 20 19:40:01 mi0 systemd: Starting Session 1053 of user root.
Feb 20 19:40:01 mi0 systemd: Started Session 1053 of user root.
Feb 20 19:45:01 mi0 systemd: Starting Session 1054 of user root.
Feb 20 19:45:01 mi0 systemd: Started Session 1054 of user root.
Feb 20 19:45:23 mi0 systemd: Starting Session 1055 of user root.
Feb 20 19:45:23 mi0 systemd: Started Session 1055 of user root.

こんな感じで大量に出力されてた

# vi /etc/systemd/system.conf

#LogLevel=info

LogLevel=notice
に変更して再起動したら出力されなくなった。
デフォルトがinfoなのね。

Amazon.co.jp限定 2+1年保証のWD Greenについて

Amazon.co.jp商品情報

WD公式サイトでタイトル製品の保証期限を確認すると「3年」のはずが「2年」になっていたので、対応覚書。

【やること】
・WDポータルに該当のHDDを登録して、そこからサポートに問い合わせる
 (問合せフォームにファイルアップローダーが付いているので、領収書をアップロードする)
 → 3年に修正してもらえる

【今回の対応フロー】
WDC公式サイトで保証期限を確認 → 3年保証のはずなのに2年しかない
② ①についてAmazonに問い合わせる → 保証についてはWDに直接確認するようにと
WDポータルに登録、該当HDDを追加してポータルからサポートフォームで①について確認
④ WDよりメールで領収書を送付するよう依頼される
⑤ Amazonの領収書をスキャナーでデータにしてWDに送付
⑥ WDよりメールで領収書の受領確認と、調査開始の連絡
⑥ ⑤から約5日後、WDより保証期限を3年に修正したとの連絡
⑦ 再度①を実施 → 保証期限が3年となっている事を確認

メールのやりとりはすべて日本語で、担当の方も親切な対応で好感がもてた。

WDのRMAを使う場合はシンガポールまで送る必要があるので(2000円くらい掛かる)、かなり面倒。
いずれ必ず壊れるであろうHDDは、
少々高くてもTSUKUMOとか小売店がやってる延長保証を、使うのが賢いと思った。

追記:よくよく調べてみると、TSUKUMOの5年保証の内容が微妙だった…おとなしくRMAしましょ。

Xperia arc SO-01C

携帯をFOMA(P706iμ)からスマホ(Xperia arc)に替えました。

もう少し成熟した端末が出るまで待とうかと思ったのですが、
今すぐ出先でネット接続ができる環境が必要になったので、
急遽買ってしまいました。

当初は、SAMSUNGのGalaxy SとSony EricssonのXperia arcで悩んでいたのですが、
選ぶ際に個人的に重視する点である

  • 薄さ
  • 軽さ
  • デザイン
  • で比較した時に、Xperia arcの方が薄くて、デザインもセクシーな感じで気に入ったため、arcを選びました。
    (サムスンって過去のダサい製品のイメージが残ってて・・・今はまあまあかっこいいですよw)

    使ってみた感じ、FOMAとは比べ物にならない性能です。
    x264+aacで作ったmp4も再生できるし、mp3ぶち込めばそのまま再生できます。
    しかも720pのHD動画を録画できる!
    レスポンスも良いし、文字もクッキリで見やすい。
    その他いろいろ・・・他の人がレビューしてくれてますよね(テキトー)
    形状は薄くて軽いので、スーツの内ポケに入れても型崩れしません。

    ただ、不便な点が2点ほど

  • FeliCa、赤外線ポート非搭載
      赤外線ポートは主にメアド交換で利用しますが、これについてはQRコードアプリで代用可能です。
      QRコードの読み取り機能がない携帯を持ってる人は少ないでしょう。
      ただ、相手側がガラケーで連絡先QRコードを生成できない場合は、こちらにメールを送ってもらう手間を掛けさせてしまいます。
      Felicaについては、これまでEdy、モバイルSuicaを毎日使ってきた人間なので、非常に不便です。
      買い物する度にお財布を出して小銭を出すのが面倒で仕方ありませんw
      このままでは困ってしまうので、モバイルSuicaは諦めるとして、arcにEdyを内蔵させようかと思っています。
  • 伝言メモがない
      これも当たり前の事なのですが、携帯付属の留守番電話機能がありません。
      私に電話をかけてきてくれた方が、伝言メモにメッセージを残してくれると、
      何の用事でかけてきてくれたのか分かるので、その後の連絡がスムーズにいくのですが、
      この機能がないので、こちらにまったく情報が無い状態で連絡することになります。
      その上、ずっと呼び出し状態のままになるため、相手を待たせてしまう可能性があり、
      迷惑をかけてしまう場合も考えられます。
      不在着信した相手にメールを自動送信するアプリもありますが、
      私の場合、メールを利用しない年配の方から電話をいただく事もあるため、
      月315円払って留守番電話サービスを利用することになると思いますw
  • ガラケー機能が、どれほど便利な物だったのか実感する機会にもなりましたw
    この点以外については大満足です。
    どうしてもFeliCaが載ってるXperiaが欲しい!という方は、
    次期XperiaにFeliCaが載るらしいので、
    そちらを待ったほうが幸せになれると思います。(その分端末の厚みが増しますが)

    次回更新は、Edyをarcに載せた後!

    SKAGEN Leather 434 Series 434LTLW

    デザインも割と良くて薄い軽い安いの三拍子も兼ね備えるSKAGEN
    これまで個人的には同じような丸い時計ばかりでイマイチ買う気にはならなかったのですが、
    これはその中でもかなり良い感じかつ、完成度の高い一品。

    デザインに一切の無駄がありません。
    無駄があると言えばSKAGENのロゴとリューズくらい。
    縦長スクエア型なので、かなりシャープなイメージになっています。(レディースは特に)

    そしてSKAGENの特徴であるこの薄さ。
    またケースはチタン製なので重さが23gしかありません。(レディースは15g)
    欲しくなってきましたが、今はガマンしなきゃ・・・

    Mens titanium 434LTLW
    Ladies Titanium 434STLW

    LIP AutoMythic 1871832

    Lipの腕時計購入。

    インダストリアルデザイナーのロジェ・タロンという人が70年代にデザインした時計の復刻モデル。
    Mythicシリーズのクオーツタイプは前からどこにでも売ってたけれど、
    今回は自動巻き、しかもメタルベルトでオールブラック。これはあまり見たことがない。
    ベルトは観音開き式で、留め金具は目立たないようにベルトの内側に付いている。
    文字盤は、3枚のディスクが回転して時・分・秒を表示する仕組みになっている。
    30分を過ぎるとマイナス表示に変わって、20時40分だったら21時20分前という読み取り方をする。
    これは慣れるまでちょっと大変そう。デザイナーズウォッチなので仕方ないですね。

    ケース裏はこんな感じ。
    中のメカをよーく見るとMIYOTAの文字が、
    外装はおフランスデザインだけど中の生き物は日本製ですね。
    父親に見せたら一発で値段を当てられたのにはびっくりした。

    HAMILTON Jazzmaster Viewmatic “Open Heart”

    1年?くらい前に買おうか迷っていた時計。
    その名前の通り、自動巻きムーブメントが文字盤から顔を出しています。
    1年前は最安で7万(定価10万)くらいだったのに、今だと5万程度で買えてしまう・・・
    今が買い時なんじゃないか!?
    店頭に全然置いてなくて実物が見られてないから、まずは実際に見てから考えないとダメかなー。

    いけないまた物欲が・・・